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月刊「食べもの通信」 □■電磁波・化学物質で台所が危ない!1 / 1 ページ

月刊「食べもの通信」 □■電磁波・化学物質で台所が危ない!

 

○○  九州では梅雨があけ、関東地方も猛暑が続いていますが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

福島から300km近く離れた静岡のお茶からも、

放射性セシウムが規制値を超えて検出され、

農産物の汚染の広がりが懸念されています。

 

一方、ふるさとに戻れず、自宅も仕事も失われている原発周辺の

住民の苦悩は計りしれません。

『食べもの通信』では、長年原発の危険性について取り上げてきましたが、

こうした地域を根こそぎ崩壊させ、

すべての生命の土台・DNAをこわすような原発と、

私たちは決して共存できません。

ドイツやイタリアのように、日本も原発廃止を求める声が

大きくなっています。原発推進の勢力に負けず、

もっともっと原発ゼロの声を大きくしていきたいものですね。

 

『食べもの通信』では、5月号以降、毎号放射能汚染や

被災地の食と健康を取り上げていますが、7月号では、

放射性物質の海洋汚染の実態、放射性物質の規制値をもっと厳しく求める提言、

チェルノブイリの25年目の健康被害を掲載しています。ぜひお読みください。

 

 

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○○  家栄研学習会のご案内

 

放射線から命を守るには -内部被曝の脅威-

 

原発震災で放射能汚染が進行しています。

被爆者でありながら被爆医療の先頭に立ち、

内部被曝の怖さを明らかにしてこられた肥田医師に、

体内に入った放射線の影響について、お話を伺います。

 

○講師:肥田舜太郎氏  医師・埼玉協同病院名誉院長

○日時 : 7月18日(祝) 午後2時~4時30分

○会場:  東京・中野区勤労福祉会館 3階 

○資料代:  一般1,000円 読者800円 会員500円

○定員:94人(残席わずか!お早めにお申し込みを)

★申込方法:  家庭栄養研究会まで電話かファックスで事前にお申し込みください。

 

申込先 家庭栄養研究会 電話:0422-47-9982 FAX:0422-26-6962

 

〒181-0013東京都三鷹市下連雀3-40-10-401

主催: 家庭栄養研究会 協賛:食べもの通信社/合同出版

 

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【報告】6月19日 福島市で家庭栄養研究会が子どもの食事相談

 

放射能汚染が広がる福島市で、子どもたちの体調不良の声を

多く聞くようになったことから、子どもたちのための健康相談会が

6月19日(日)、福島市で開催されました。

これは、NGOのこども福島情報センターが主催し、

小児科医の山田真氏ら医師8人が全国から協力。

 

家庭栄養研究会からも編集委員の栄養士2人が、

放射線から子どもを守るための食事相談を行い、

食事のポイントをまとめたリーフを配布。

 

『食べもの通信』5・6月号も無料配布し、

放射線から命を守る食べ方をアドバイスしました。

詳しくは8月号で紹介します。

 

 

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○○  さて、7月号の特集です。

7月1日から東京・東北電力管内では、15%節電が実施され、

東日本大震災と福島原発事故によって大規模停電が起き、

スイッチひとつで何でもできる便利な生活のあり方が問われています。

 

電力会社は年々原発比率を高め、オール電化住宅を推進してきました。

家電製品があふれている台所は、IH調理器の電磁波や、

戸棚・システムキッチンなどから揮発性化学物質が出て、

安全とはいえない空間になっています。

 

そこで、いのちの砦である台所から、

安全性や環境にやさしい食生活を考えます。

(特集担当 家栄研台所プロジェクト)

 

 

■■◇ 月刊「食べもの通信」…………………2011年7月号 NO.485

┏┏┏┏特集 電磁波・化学物質で台所が危ない!

脱原発に向けて 安全・エコな”食空間”を ━━━━━━━━━━━

 

 

◆今こそ食卓を取り戻す

大震災から見えてきた”家族と住まい”

建築家 山本厚生

 

◆お勧めできないIH調理器とオール電化

電磁波問題研究会 大久保貞利

 

◆安全対策進むガスコンロ

家栄研台所プロジェクト

 

◆台所にひそむ”シックハウス”

安全素材を選ぶことが不可欠

建築家 相根昭典

 

◆省エネ・エコの食生活

家栄研台所プロジェクト

 

◆旬の野菜で素早く簡単レシピ

料理研究家 清水信子

 

 

┏┏┏┏特別企画 東日本大震災

いのちと食の危機 第3報━━━━━━━━━━━

 

家栄研編集委員会

 

◆放射性物質広がる海洋汚染―魚介・海藻への影響甚大!

 

◆チェルノブイリ原発事故25年(2)

汚染地域で健康な人は21%

 

◆食品の放射性物質の規制値をもっと厳しく

子どものガイドライン設定を

 

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◇Interview 現代食卓考

豊かな日本型”食空間”を求めて

道具生活研究家 山口昌伴さん

 

◇ひびき

被災地に早く”完全給食”を―文科大臣に緊急要請

家庭栄養研究会顧問 雨宮正子

 

◇7月の旬「パイナップル」

生活評論家 境野米子

 

◇シリーズ食の安全性を考える

怖い”病原性大腸菌O111”!

「生肉は食べない」を基本に

家栄研 蓮尾隆子

 

◇テレビに出ない食品の裏話(13)

放射能汚染報道

マスコミは冷静かつ正確な情報を

消費者問題研究所代表 垣田達哉

 

◇免疫力アップでいきいき! 第14回

がん治療・再発防止の食事療法(5)

原則(3)大量の野菜・果物の摂取

西台クリニック院長 済陽高穂

 

◇食のかけ橋 日本の産地から(21)

古都に元気を与える農産物販売所

鎌倉市農協連販売所

 

◇チャレンジ! 手作り!!

スープカレー、特製トマトカレー

古川クッキングスクール校長 古川年巳

 

◇子どもの食事 おかわりちょうだい!!

夏ちらし、七夕スープ、キュウリとイカのソテー

尼崎市・けま太陽の子保育園

 

◇インドネシア バリ島通信(2)

バリ島の聖日「ニュピ」を世界各国に”輸出”しよう

バリ在住 光森史孝

 

◇くらしのMEMO 便秘解消の足裏押し法

◇長野県栄村から 大震災復興支援の動き ほか

 

■ ひびき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……… 

 

被災地の子どもに早く”完全給食”を

文部科学大臣に緊急要請

家庭栄養研究会顧問 雨宮正子

 

△▼ 貧困な「簡易給食」の実態、栄養不足は深刻 △▼

 

東日本大震災で、被災各地では学校給食が混乱し、

子どもたちに大きな影響をもたらしました。

 

震災から3ヵ月たった6月から、やっと給食が再開され、

パンと牛乳だけという簡易給食から、ご飯やおかずのある、

完全給食になった自治体が増えてきました。

 

しかし、宮城県石巻市や登米市のように、

給食再開の予定が2学期という市町村もまだまだあります。

 

そのような学校では、いくらか改善されたとはいえ、

「ご飯、牛乳、レトルトの副食1品」という給食内容です。

野菜はほとんど出ません。

 

避難所から通学している子どもは、半年も野菜不足になることになります。

成長期の子どもたちには大変な問題です。

 

公教育の一環として文部科学省が提起している、

学校給食の栄養基準は大きく損なわれています。

 

被災地の子どもたちにこそ、健康を補償する完全給食が不可欠です。

簡易調理室を作ったり、食材の調達など、あらゆる手だてをつくし、

完全給食を早急に再開してほしいものです。

 

これまでの給食センターのあり方も問題です。

大規模給食センターは被災すると、影響が大きく、

復旧にも時間がかかります。

 

電力消費量の高い”オール電化”の大規模調理システムは、

原発事故を機に取りやめ、地域ごとの小規模・手作りの調理施設にすべきでしょう。

 

一方、給食食材の放射能汚染の問題もあります。

今日、ある親から、「放射能汚染が心配だから、学校に弁当を持たせたい」と、

電話がかかってきました。とくに原発被害に怯える地域では、

多くの親が子どもの「食」の放射能汚染を心配しています。

自治体で給食食材の汚染状況を調査することや、規制値以下であっても、

できるだけ汚染の少ない食材にすることが大切です。

 

△▼「豊かで安全な給食を1日も早く △▼

 

私たち家庭栄養研究会は6月14日、

文部科学大臣あてに「被災地の子どもに完全給食の実施を」という要望書を提出し、

直接担当者に要請しました。

 

要望の内容は、

(1)被災地の学校給食の実態を調査し、早急に現状を把握すること、

(2)1日も早く完全給食を再開するために、適切な援助を行うこと、

(3)被災児童の給食費を無償にすること、

(4)災害の教訓に学び、自治体の責任で自校直営の給食を実施すること、

の4点です。

 

自治体に対し、豊かで安全な学校給食を実施するよう働きかけていきましょう。

 

 

■ 7月の旬 「パイナップル」 ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……… 

生活評論家 境野米子

 

 

英名PineAppleは、松かさ状のリンゴの意味。

原産地はアメリカで、熱帯、亜熱帯の各地で栽培され、

15世紀末にはヨーロッパの各地に伝わりました。

日本での栽培は1830年になって小笠原諸島や父島で始まりました。

 

やせた酸性土壌や乾燥した環境で、よく育ちます(注)。

国内で販売されている多くはタイやフィリピン産などで、

国内産は2割ほど。主に沖縄産が7~9月に出回ります。

 

パイナップルは、植え付けから収穫までに1年半~2年を要し、

2~3回の収穫後に改植が行われます。

沖縄では、ここ数年廃園などにより面積が減少し、

収穫量・出荷量ともに減っています。

 

果実は芳香があり、多汁でさわやかな酸味と甘みに富み、

カロリーが低く栄養豊富。

食物繊維、ビタミンB1・B6・Cや、クエン酸、カルシウム、

またたんぱく質分解酵素ブロメラインを含んでいます。

ブロメラインはサプリメントに配合され、

「花粉症など炎症部分にたまるたんぱく質を溶かして、

血流を改善」などと宣伝されていますが、

60度以上の加熱で活性を失うため、缶詰の果実には含まれません。

食後に生のまま食べるのがおすすめです。

 

ただし、多食したり、未熟なものを食べると、

消化不良や口の中が荒れたり、舌が痒くなることがあります。

原因はシュウ酸カルシウムですが、私はノドに張り付く様な感触で、

声が出なくなります。

完熟したものを採取した直後に食べるがもっともおいしい食べ方です。

 

 

■ 食べもの通信8月号予告 ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……… 

 

特集

ファイトケミカルで免疫力アップ

健康を支える野菜の底力

 

特別企画

東日本大震災第4報 放射能汚染

◇福島の子どもの健康と食は今

現地で家栄研が子どもの食事相談

家庭栄養研究会

◇図で見るチェルノブイリの証言

◇校庭・園庭の放射線量測定、

給食食材の安全を求めて各地で運動

 

◇現代食卓考インタビュー

立命館大学名誉教授 安斎育郎さんに聞く ほか

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