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ご婦人に夢を

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がんばる女性を応援する青年が描く短編。

がんばる女性たちを応援する清純派ご婦人のアイドルを描いた短編。詩形式で読みやすい。1 / 2 ページ

僕はご婦人に夢を与え続ける。

 

僕はご婦人に幸せを与え続ける。

 

ご婦人はもっと大切にされなければならない。

 

間違ってもご婦人のことを乱暴に扱ってはいけない。

 

ご婦人はこれまでの人生でがんばってきた。

 

がんばってきたご婦人、尊敬に値する。

 

みんな知っているよね。レディーファーストは年配の女性からだって。

 

女性が相手にされるのは若い時だけで、二十歳を過ぎるとのけ者にされる。

 

そんな時代もあったよねと昔話ができる日が早く来ますように。

 

 

 

僕の思い出。

 

若い頃、女性団体のお手伝いをしていた。

 

そこには、輝いている、活躍するご婦人たちがいて、

 

いつも僕は彼女たちを尊敬していた。

 

僕は、女性団体でお茶くみばかりしていて、

 

そんなことしなくていいよといつも怒られてばかりいたっけ。

 

 

 

僕はずっとご婦人団体と一緒だった。

 

だから、ご婦人たちの苦しみを知っている。

 

 

 

なんかやろうとすると、でしゃばりと言っていじめられる。

 

 

 

想像を絶する差別。

 

 

 

ご婦人たち、理不尽な仕打ちに負けないで。

 

 

 

いつも僕は心から応援しているよ。

 

 

 

僕のことを信じて。

 

 

 

いつも僕はみんなと一緒なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

ご婦人も僕の苦しみをわかってくれているよね。

 

 

 

すべての女性が一律にすべての男性よりも差別されているなんて単純じゃない。

 

 

 

今の世の中で一番威張っているのは女性を差別する男性。

 

 

 

次に差別されているのが普通の女性。

 

 

 

次にいじめられているのが男女平等を支持する男性。

 

 

 

めちゃくちゃ差別されているのが活躍しがんばろうとする女性。

 

 

 

僕は差別される側の男性群に所属していた。

 

 

 

そんな僕の近くには、いつも暖かく守り育ててくれるご婦人がいた。

 

 

 

 

 

 

 

僕はきょとんとしていた。

 

ご婦人がすごくがんばって成果を挙げたのに、

 

男の人が自分たちの成果として報告することに。

 

本当にそれでいいの?

 

いつもご婦人たちは我慢して遠慮してばっかり。

 

がんばったのはご婦人なのに・・・。

 

いつもおいしいところは男の人が持っていってしまう。

 

そんな時、ご婦人は僕にだけVサインを見せてくれる。

 

僕は、にっこり微笑み返す。

 

 

 

スーパーレディーがいる。

 

彼女が、立った時、精神異常者とまで言い切られ攻撃された。

 

叩かれ、酷評され、いじめられ。

 

しかし、彼女はがんばり続けた。

 

そして、ついに彼女は政府の要職に就いた。

 

彼女は上司にしたい女性のトップになり、多くの人の憧れの的となった。

 

彼女は多くの女性に夢と希望を与え続けた。

 

その一方で、彼女を問題児扱いする輩の数は増加し、彼女をつけまわし待ち伏せし続けた。

 

彼女は疲労困憊した。

 

彼女はポジションから引きずりおろされた。

 

僕は、彼女が解任された日、涙を流した。

 

 

 

僕に、力があったなら、力があったなら、力があったなら・・・。

 

何もできない無力な僕。

 

でも、僕は信じている。

 

彼女は決して負けやしない。

 

今は、エネルギーを充電しているだけさ。

 

きっと、また、歴史のひのき舞台に登場する。

 

僕がご婦人から受け継いだもの。

 

優しい心と平和を愛する心。

 

女性には男性にはないすばらしいものがある。

 

男なんかにまかせてはいられない。

 

そう言って、女性は社会に進出する。

 

付き従う男性あり。

 

 

 

私はアメリカの首都ワシントンの女性ハウスで女性選挙権獲得の記録映像を見た。

 

普通女性選挙権を求めて行進する男性の一隊。

 

 

イギリスの女性選挙権獲得の歴史を紐解く。

 

多数の男性が女性と行動をともにする。牢屋まで。

 

多くの欧米の女性団体では、男性会員に道が開かれている。

 

そこでは、少なくない男性会員が幹部になり女性の地位向上のために活躍している。

 

ソ連崩壊後のロシアでの民主選挙で彗星のごとく現れ高得票を獲得した「ロシアの女性」

 

僕の知る限り、傘下団体をもった世界初の著名な女性団体。

 

多くの男性がきっと、きちんとした選挙法で登録されたその団体の中にはいただろう。

 

世界中の女性党が、多数の男性会員を抱える傘下団体を持つその日の来ることを

 

僕は信じている。

 

僕の夢は、女性党を支持する青年の会を結成して、応援演説をすることだった。

 

でも、時代がそれを許さなかったから、後輩に夢を託す。

 

 

 

僕は日本が世界に誇るご婦人のアイドルになりたい。

 

僕は日本のご婦人の誇り。

 

僕は、きっとなれる。日本が世界に誇るご婦人のアイドルに。

 

いつも、がんばっているご婦人を見てきたから。

 

そして、世界中のご婦人に夢を与え続ける。

 

 

間違ってもご婦人同士でけんかしないでね。

 

これまで女性は短気だとか悪口をたたかれてきた。

 

「だから女性はだめなんだ」とか。

 

僕のことで証明してください。

 

世界中のご婦人が仲良くなれることを。

 

男性にはできないけれど女性にはできる女性の特性。

 

世界中のご婦人はけんかをやめて仲良くできる。

 

みんな仲良くなれるのが女性にはできて男性にはできないこと。

 

僕は清純派アイドルを目指す。

 

不倫なんか無縁だ。

 

 

 

僕は、僕を育ててくれたご婦人たちに約束する。

 

ご婦人たち、美しい夢を見てください。

 

感動の世界を旅してきてください。

 

これまでのご婦人のアイドルは性の歌を歌った。

 

女性アイドルが成人すると脱ぐように。

 

でも、僕はそんなことはしない。

 

がんばる。