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こころとからだの思想

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こころとは何か。自分とは何か。母とは何か。父とは何か。からだとこころの関係。性格とは何か。人中の女性や子育て中の女性や男性。セラピストやカウンセラーの方々に。バリ島学校での講義をまとめた「こころのチューニング」

日本人が克服するべき問題   こころのからだの思想  読むカウンセリング  はじめに1 / 10 ページ

まえがき  中京圏と関西圏を結ぶ名阪国道のドライブインの壁に、ここのご主人が書いたのでしょうか。   赤ん坊の時は 肌を離すな   幼児の時は  手を離すな   子どもの時は 目を離すな   少年の時は  こころを離すな こんな言葉が墨で書かれて掲示されていました。  これは「母親の心得」を挙げたものですが、ほとんど母と子の本質をついています。私たちはこの関係性の距離や深度が個人的な事情だけでなく、時代や環境によっても左右されていることは知っています。この言葉の行間、裏にある沈黙、その言葉の理由などを本書で書きたいのです。それはあきらかに人間のこころが形成されていく過程をあらわすものです。 本書では、故三木成夫氏(生物形態学)の「胎児の世界」と吉本隆明氏の「母型論」から多くの示唆を得て、うまく咀嚼できたかどうかは不安もあるところですが、まがりなりにも自分の言葉に咀嚼しなおして、若い女性たちにセミナーなどの席で語ってきたことを文としてまとめたものです。  「人間の関係性」がこころをどのように作っていくものなのか、母とは何か、父とは何か、自分とは何なのか、生きるということはどういうことなのか、日頃考えていることを書かせていただきました。  本書が多方面の分野で役立ったら、これほど嬉しいことはありませんが、批判も甘んじて受ける覚悟です。心理学という、いわゆる大学などで行われている書物は専門的にはほとんど勉強していません。 頼るは二十代、三十代の女性たちとの会話です。独身女性、既婚女性、離婚してシングルでいる女性たちとのバリ島での会話です。その体験とかねてからこころと身体についての興味があって考え続けてきたことが拠り所です。    どこからお読みになっていただいても結構です。必ず関連付けられていくようになっております。それでは「始まり、始まり」。

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